カテゴリ:本と言葉( 22 )

 

みんなと見る機会つくろうっと

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ようやく手に入ったDVD。この週末、喘息をこじらせて、夜はおとなしくそして少しずつ、布団の中で見始めた昔のNHKのドキュメント番組
「人間は何を食べてきたか」

人が食べてきた食のルーツを探るという、この番組今見ても新鮮に見えるほど
その本気度と完成度の高さは秀逸だと思います。

家畜による肉、小麦、ジャガイモ、米、海漁、捕鯨、川漁、サバンナ、砂漠、遊牧の民、麵、醤油、鮭、世界のあらゆる場所で食のルーツを考えるというのはつまるところ、人は自然とどう繋がっていたのか、そして家族に何を分けてきたのか、親から子へ何を伝えたのか、子供を守るため、育てるためにどうしたのか。そういった家族の物語であり、歴史でした。それはどの地域でも、どの部族でも代わることの無い精神があります。

食べることは飢えをしのぐ為であり、寒さをしのぐ為であり、未来を提供することでありました。昨年よりわずかに広げた田や畑は家族のためであり、子に伝える技術はこの土地で生きるのに必要な技でした。田や畑ではなく、漁場を伝える例もあります。作物を作る場を残すのではなく、川の中の漁場、山の中の猟場、山菜の収穫のための採場。土地は共有のものとして、村の中の畑は最終的な個人の所有から外れているのです。

所有出来ないという考えの側から、少しでも現代を見たいなと思います。この土地は、この食料は与えられたものであり、それで生かされているという感覚をずっと長い間、人は持ってきたようです。災害や外地からやってくる新しい概念に戦うでもなく、抵抗するでもなく時にあきらめてきた。今は少しもそんな感覚にはなれないし、かけらも持っていないけれど、所有というものから離れた感覚を持つ人の側から自分たちの暮らしを見たい。そんなパーツを見つけたい。
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by ffkwj658 | 2014-09-15 21:13 | 本と言葉  

さらに与太郎

~だんだん面白くなっていけばいい~

好きなことを見つけて仕事にしましょう、という
今の風潮はどこか据わりが悪い。
でも、ひとつの仕事に就いてみてそれが面白く
なってくるなら分かる。あなたにとっていい仕事
なんだと思う。


入口はいろいろあっても、仕事にはだいご味が
待ってるのです。
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by ffkwj658 | 2013-10-12 23:56 | 本と言葉  

与太郎のことば

談志師匠より

与太郎の小噺
かぼちゃを売りに来て
「何でこんなもん売らなきゃなんねえんだ」と言ってね、
「食うやつがいるからつくるやつがいるのか、つくるやつが
いるから食うやつがいるのか、いずれにせよ間の悪い
やつは、あいだへ入って売らなきゃならねえ」と。

これには参った―
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by ffkwj658 | 2013-10-12 23:49 | 本と言葉  

大人には

大人には
何かに憑かれている人と、とても疲れている人の2種類いて、
若い人はどうか何かに憑かれている人に出会ってください。


田口ランディ
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by ffkwj658 | 2013-03-26 20:36 | 本と言葉  

高坂農園

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by ffkwj658 | 2013-03-25 18:45 | 本と言葉  

ビッグデータの意味

NHKスペシャルで放送された震災ビッグデータの特集。
震災時に身に着けていた携帯や乗っていた車の車載カーナビから発信された
GPS通信のデータから人の動き、車の動きを詳細にデータ化し、
当時の街の様子や、津波の被害にあった方たちの様子がここにきて
客観的にデータ化されたものの研究が始まり、この震災の記憶を
次のいつかに備えるための動きを伝えたドキュメンタリー番組。

番組自体はとても丁寧に作り上げた良質なドキュメントであり、
製作者の意図は十分反映されたものだと思いました。

だけど、そこにあるデータは私たち一人一人が確実にデータ化され
情報となっている事実であり、さらに私たちが震災を今回の様な形で受け止めたのは
改めて、先代の知恵を活かす術を失っていたことを如実に示しているように思います。

これから100年先、200年先にさらに大きな自然災害がどこかで起こるとき、
今回蓄積されたデータは確かに、人命救助には大きく役立つように思います。
しかるべき、災害対策を図るところには必要なデータかもしれません。

だけどこのデータが活きる場所は人が人のためだけに住み良くした環境だけですよ。
それが本当にこれから人がつくっていく社会なのか、よくわからんのです。
これからを生きていく、生き延びていく力を次の世代にパスする為に
僕らはなにをするべきなのか、ここまでデータ化された社会は今後もっと
集中的にシステム化されていきますよね。
そこに本当に生き延びる力が宿るとは思えない。

生き延びる力を伝えるのはシステムではなく、あくまで人だと思いたい。
生命が持つ野生の力はもっと大きいのだと思いたい。
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by ffkwj658 | 2013-03-08 00:10 | 本と言葉  

出会い(本のはなし)

松川町、食の聞き書きの会「頑張って暮らしたんだに」。

もう4年も前の本ですが、今だに出会えてよかったと思ってる一冊です。
大正から昭和初期にかけて食事作りに関わった、
今は高齢になられた方の「ハレ」行事食と「ケ」の日常食を記載した出版物です。

ボロボロになるまで読んでいる本で、町のことだけに限らず、
この時代にあった本当のルーツを知ること、しっかり取り戻すことは
絶対に大事なわけでありがたい本だと思います。

苦しい暮らしの歴史でもあるけれど、今の暮らしでは味わえない豊かさすら感じます。
しあわせの考え方ははどうしても少しずつ少しずつ変わってしまうと思いますが、
この豊かさはやっぱり考えさせられるのです。

もっと知りたいと思い、今担当されている方にお会いできることになりました。
これから少しずつでも関わって行けるようになれればなと思います。
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by ffkwj658 | 2012-07-30 19:35 | 本と言葉  

なにかとなにかのあわいに

「正しく」なければ「間違っている」のか? そんなことはない。「どちらが正しい」か決めなければならないのか? その間にこそいくつもの回答が眠っているのではないだろうか。ぼくたちの間を分断しようとするもの、それがどのようなものであれ、それが「正しい」とは思えないのだ。

高橋源一郎
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by ffkwj658 | 2012-03-18 00:05 | 本と言葉  

高橋さんのツイート

作家の高橋源一郎さんの「正しさ」についてのツイート

「うん。こうやって、ぼくがいっていることも、すごくマジメすぎる感じがするな。
というか、息苦しいな。「正しさ」を求めることは怖い、というぼくの言い方も、
なんだかちょっと不自由な感じがするんだ。人は、なにかを否定しようとすると、
たいてい、その否定するものに似てくるんだ。」

ツイッターで発言する僕らも、メディアで発信を続ける人たちも
この一年、自分の正しさを懸命に訴えるものが多かったと思います。

脱原発のための映画の上映や、講演会を僕も見に行ったり
実際に主催するなかで、自分の意見、考えをきちんと話すことを
求める傾向が強かったように思います。

求められるのは「正しさ」。
そして相手の「過ち」。

高橋さんの言う
「否定しようと思うと、たいてい、その否定するものに似てくる」
ずっとこれにぶつかってきたような気がします。

反対の意見とは別物の違う歩き方を、考えていくにはどうしらいいのかな?
現状をしっかり考えていくと同時に、
時代、歴史を小さい目線でとらえている友人がたくさんいます。

この春はそこからいろいろ勉強していきたいと思うのです。
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by ffkwj658 | 2012-03-06 08:53 | 本と言葉  

3月

今日は上弦の月。
しばらく3月という月は特別に感じるんだろうね。

今日もたくさんの人に出会った。
みんな元気そうだった。
風邪ひいたり、家族のこと心配したり、
友達が離婚しそうだったり、
被災地の話が出たり

それにしても昨日の日本代表のサッカーは・・・。

それも今年の一つのテーマだったりする。
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by ffkwj658 | 2012-03-02 00:07 | 本と言葉