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伊那谷マップにはぜひ縄文の声を

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(片桐地区の遺跡分布図)
現行の地図の上に縄文から中世までの遺跡分布を載せた中川村のマップ。
これいいですよ、伊那谷のそれぞれの町でもあるといいのに(知らないだけかも)。
見える景色はずいぶん違ってしまっているでしょうが、中川村のそれぞれの場所から
伊那谷や山、天竜川がどう見えたのか想像できます。災害で天竜川に注ぐ
小さな川たちは様子が変わっているかもしれないですが、天竜川やアルプスはたぶん
ほとんど変わっていないように思うのです。

それぞれの町で合併前の村ごとに地図を作って欲しいなぁ、縄文から中世にかけて
ほんとにココは面白い土地だったと思うのですよ。
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by ffkwj658 | 2014-09-17 18:50 | 日常  

みんなと見る機会つくろうっと

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ようやく手に入ったDVD。この週末、喘息をこじらせて、夜はおとなしくそして少しずつ、布団の中で見始めた昔のNHKのドキュメント番組
「人間は何を食べてきたか」

人が食べてきた食のルーツを探るという、この番組今見ても新鮮に見えるほど
その本気度と完成度の高さは秀逸だと思います。

家畜による肉、小麦、ジャガイモ、米、海漁、捕鯨、川漁、サバンナ、砂漠、遊牧の民、麵、醤油、鮭、世界のあらゆる場所で食のルーツを考えるというのはつまるところ、人は自然とどう繋がっていたのか、そして家族に何を分けてきたのか、親から子へ何を伝えたのか、子供を守るため、育てるためにどうしたのか。そういった家族の物語であり、歴史でした。それはどの地域でも、どの部族でも代わることの無い精神があります。

食べることは飢えをしのぐ為であり、寒さをしのぐ為であり、未来を提供することでありました。昨年よりわずかに広げた田や畑は家族のためであり、子に伝える技術はこの土地で生きるのに必要な技でした。田や畑ではなく、漁場を伝える例もあります。作物を作る場を残すのではなく、川の中の漁場、山の中の猟場、山菜の収穫のための採場。土地は共有のものとして、村の中の畑は最終的な個人の所有から外れているのです。

所有出来ないという考えの側から、少しでも現代を見たいなと思います。この土地は、この食料は与えられたものであり、それで生かされているという感覚をずっと長い間、人は持ってきたようです。災害や外地からやってくる新しい概念に戦うでもなく、抵抗するでもなく時にあきらめてきた。今は少しもそんな感覚にはなれないし、かけらも持っていないけれど、所有というものから離れた感覚を持つ人の側から自分たちの暮らしを見たい。そんなパーツを見つけたい。
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by ffkwj658 | 2014-09-15 21:13 | 本と言葉  

A2-B-C 上映会

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14日の日曜に中川村文化センターで上映会があります。
当日はお仕事なもんで、ちょいと無理を言って主催の友人宅で見させてもらいました
(チケットはお支払いしましたよ~)。

米国人監督が震災以来ずっと不安と向き合ってきた人(主に主婦の皆さん)に、寄り添うようにその声に
耳を傾けています。主に福島県伊達市が舞台となっていますが、恐らく映画に出てくる主婦の皆さんは少数の部類になるのだろうと想像します。もしかしたら万人に受け入れられる映画ではないかもしれない。でも、この取り外すことの出来ない「不安」と「不審」はいったい何が、誰がもたらしのだろう。地元でも小さな声でしかあげることの出来ない不安、誰かから白い目で見られていることを受け止めることの方が大きい日常。

監督が受け止め、写し取ったのはそんな人たちの声です。
映画の感想を話しながら思い出しのは、チェルノブイリ事故のあとベラルーシなどで撮影された日本人監督がし撮影した映画のことでした。「ナージャの村」「アレクセイの泉」は異国の人が自分たちの日常を撮るという、不思議の中で、ゾーンと呼ばれた汚染地で生きる姿を見せてくれました。ゾーンに住む老人たちを嫌う若者の声も映画にはありましたが、ゾーンの中で以前と変わらぬ生活をする人たちを僕は辛いと感じながらも、日本人としていったい同考え、何ができるかと感じたことを思い出しました。

今度の映画は米国人の監督が「僕に何が出来るか」と考え、撮影されたものです。マイノリティーである彼女たちを特殊だと思った分けではなく、彼女らの声にこそシンパシーを感じ伝えようとしたのだと思います。そこに映された声を日本人がおかしいと感じたとしたら。それは何か大きなものがずれているのだと思います。

チケットはまだたろう屋にもあります。ぜひ見に行ってください。
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by ffkwj658 | 2014-09-11 21:15 | 日常